妊活を始める前にするべきことをまとめてみました。妊活開始「前に」というのがポイントです。
闇雲に始めるのではなく、要点を押さえていくことで仕事との両立をしやすくなります。
必ずやること
ブライダルチェック
産婦人科に行ってブライダルチェックを受けましょう。
自己流で何年も試したのちに、後から原因が発覚する・・なんてことはあるあるです。
- 産婦人科(不妊治療に特化し医院がおすすめ)に電話して、『ブライダルチェックはやっていますか?』と確認する
- 費用は数千円~1万円前後が一般的
- 男性の場合、泌尿器科での精子状態チェックも可能
抗体検査
下記の抗体検査もしておきましょう。妊娠が発覚したのちにかかると、胎児への深刻な影響があります。
- B型肝炎
- C型肝炎
- 風疹
- 麻疹(はしか)
また、もし抗体がない場合、ワクチン接種が必須となりますが、ワクチン接種をするとそれから約2周期程度は避妊が必要となってしまうため、早いに越したことはありません。
地方自治体によっては、保健所で無料チケットをもらえる場合もあります。
(例:渋谷区公式HP『風しん抗体検査が無料で受けられます』)
- まずは地域の保健所を検索(住んでいる地域の市役所に聞くと、管轄を教えてくれます)
- 保健所に電話もしくは赴いて、『妊活を始めたいのだが、各種抗体検査の補助制度はありますか?』と確認する
医療保険の見直し
不妊治療を開始すると、それ自体が告知義務となります。また、最初のブライダルチェックで万が一病気が発覚した場合など、手術や入院が必要になる場合はよくあります。
初診をしてしまってからでは遅いため、まだ未加入の方は先に加入しておきましょう。
- 莫大な貯蓄がある場合を除き、なんでもいいので何かしらの医療保険に入っておく
- 後から加入することはできないが、後から解約することは出来るので悩み過ぎない
- 迷ったらFP無料相談にて『掛け捨て&終身で最も安いものにしたい』と相談してみよう
- オンライン相談 ⇒ 忙しい人におすすめ
- 対面相談 ⇒ パンフレットを見ながら話したい人におすすめ
参考
葉酸サプリ
葉酸は必須です(参考:厚生労働省『妊娠前からはじめる妊産婦のための食生活指針』)
誤解されている方も多いのですが、妊娠したかしないかの段階(着床前後)に特に必要な栄養素となるので、妊娠発覚後では遅く、妊活開始数か月前から飲み始める必要があります。
何を飲めばいいか分からない方が多いかと思いますが、最初は近くのドラッグストアで安いものでOKです。
ちゃんとしたい方、予算に余裕がある方、サブスクで購入しないと買い忘れそうな方は定期便もおすすめです。
- 妊活特化型は栄養価は高いものの価格も高め(4000円~8000円/月程度)
- 【おすすめ】妊活特化型にも関わらずコスパが良いものも(500円~800円/月程度)
できたらベター
基礎体温
面倒だと思いますが、これを習慣化できるかどうかで妊娠確率は大きく変わります。
- 薬局などで「基礎体温計」を購入(普通の体温計ではNGです)
- 毎朝起き上がる前に計る(少しでも動くと変わってしまうので、枕の下やアラームの隣に置いておくのがおすすめです)
- 記録は紙ではなく、アプリ(「ルナルナ」「ラルーン」等)がおすすめ
- 自動でアプリにデータを転送してくれるものもあります
ネット情報ではなく書籍を1冊購入
これは非常に大切です。例えば排卵日について。
妊活を始める前、「排卵日の性行為が最も妊娠しやすい」と考えている人は多いようですが、これは誤りとの見解が主流です。理由としては、「当日では遅い」とのこと。
精子の寿命と卵子の寿命、それと精子が卵子にたどり着くまでの時間を加味すると、「排卵日の2日前」が最も確率が高いという研究結果が出ているそうです。
このような知識を得るためには、ネットではなく体系的な知識を得られる書籍を1冊購入しておくことを強くおすすめします。
- 自分が楽しく読めれば何を買ってもOK
- ネット情報では自分で検索するしかないので「何を知らないか知らない」状態になりがち
まとめ
本日は「ゆるく働く」と少し毛色が異なる内容となりましたが、いかがでしたでしょうか?
こちらにたどり着いた方は、日ごろからプライベートや自分の人生を犠牲にしてしまいがちかと思いますので、今後このような記事も増やしていけたらと思っております。
少しでも参考になれば幸いです。