フリーランスになってやめたこと3選【生産性爆増】

PC 女性フリーランス

フリーランスになって数年が経ち、会社員時代と大きく変わったこととしては時間当たりの生産性を最も大切にするようになった、ということです。

時間当たりの生産性は、そのまま売り上げに直結します。

今回はその結果「やめた」ことについて、まとめていきます。

意味のない打ち合わせ・顔合わせ

会社員時代に多かった『今、なんの時間だろう・・?』と思うMTG。

例えば、下記のような時間があるかと思います。

  • 「とりあえず会って話を」というクライアントとの打ち合わせ(ほぼ雑談)
  • 事前に共有した資料を読み上げるだけの会議(眠くなるZzzzz)
  • 雑談まじりで1時間以上かかる会議(盛り上がっているのは数名だけ)

これらは、単に時間を無駄にするだけではなく、他のことに使えるはずだった時間や、集中力まで奪ってしまいます。実際、会議の後には疲れて「ちょっと一服喫煙所に・・・」「ちょっとコーヒーでも・・・」と休憩が必要になる人も多いのではないでしょうか?

フリーランスとして、自分の時間を自分でコントロールできるようになってから、これら無駄なMTGには一切時間を使わないことにしました。

今はこのようなルールを設けています。

  1. 原則、チャットやメールで済む話はそれで済ます
  2. どうしても対話が必要な場合はオンライン会議のみ
  3. 事前に開始時間だけでなく、終了時間も決めておく(原則30分間)
  4. オフラインでの訪問を求められたら、交通費・時給を求める

大抵はテキストでのやりとりで済みます。その方が「言った言わない」にならず、全体的にメリットが大きく、時間も短時間で済みます。また、オフラインでの打ち合わせは一切なくなりました。相手の時間を無料だと思うから訪問を求める相手も、有料となると「じゃあオンラインでいいです」と言われるのでお勧めです。

オンライン会議

関わりたくない相手との仕事

フリーランスになるメリットの1つに、「仕事相手を自分の意志で選べる」ということがあります。会社員時代より立場が低いからこそ、ここは大変慎重になる必要があります。

例えば、下記のようなクライアントに悩まされていないですか?

このような相手と関わる一番のデメリットは、自分が疲弊することではなく、良好な関係を築けている顧客のプロジェクトに悪影響が出ることです。これに関しては、自分が契約を結んでしまった責任なので、後から文句を言っても何も解決しません。

契約前にきっぱり断ることが大切です。

対等な立場でのやり取りができない相手

発注主と受注主は本来対等な契約関係ですが、発注主の中には「こちらが仕事をあげている」という認識で自分の部下か子分かのように思っている人もいます(笑)その認識のもとに動くため、下記のような行動に出ることがあります。

  • 過度な品質要求(基本的に、契約書に記載した以上の要求には、受注を拒んだり追加料金を請求する権利があります)
  • 昼夜を問わない連絡(こちらも契約書によりますが、社会通念上非常識な時間帯の連絡には本来応じる義務はありません)

こういった相手と距離をおく・・という判断ができます。

なんとなく不安を感じる相手

契約前から不安を感じるクライアントっているかと思います。

例えばこのようなパターン。

  • 事前打ち合わせの度重なるリスケ(こちらの時間をなんとも思っていない可能性が高い)
  • 威圧的な態度(契約しても続くどころか、エスカレートする可能性が高い)
  • レスポンスが過度に遅い(取引開始後もスムーズなやり取りができない可能性が高い)

正式に契約書を交わす前までは契約関係は発生していません。

「見積りを出してしまったので」と弱気になって契約してしまうと地獄です。大抵、最初の時点で「おかしいな」と思った時の直感は当たっているもの。

相手は恐らく複数の相手から断られているので、重荷に感じる必要はありません。きっぱり断ることが大切です。

長時間働くこと

これも一切やめました。付き合い残業もないのでそこまで難しくはないと思います。

「業務量のコントロールをしっかり行い、工数オーバーの際は新規受注を断る」

当たり前のことですがこれをしっかり続けていくことで、時間当たりの生産性が大幅にUPします。

私の場合、具体的には下記のようなメリットがありました。

  • 1日に働く時間を決める(私の場合は最初の数年は「8時間以上は働かない」と決めていました)ことで、時間当たりの生産性の計算をする習慣ができた
  • きちんと集中していれば実際には8時間も働くことは殆どなく、空き時間をインプットに使えるようになった
  • 毎日疲弊しないので、元気に翌日朝から働ける

長時間働くメリットは、正直ゼロだと思っています。その時間があるなら、新しい知識のインプットに使った方が生産性はあがります。

労働時間を決めることができたのも、フリーランスになったことのメリットです。

まとめ

フリーランスになったばかりの頃は「あれもしなきゃ」「これもしなきゃ」となって、やることを増やしてしまう人も多いかもしれません。

しかしまずは「減らす」ことから始めてみるのがおすすめです。会社員時代の癖で、当たり前のようにやっていたことが本当に必要なのか?再考することによって、生産性は爆増します。

喜ぶ女性

私の場合、今回ご紹介した「やめたこと」により、ストレスが減っただけでなく、対時間の売上額も大幅に上がりました。もし気になったものがあれば、是非1つでも試してみていただけたらと思います。

以上、フリーランスになって数年の私がやめたことについてまとめてみました。少しでもどなたかの参考になれば嬉しいです。