会社帰りにコンビニに寄る習慣を捨ててみたら、生活が好転した話

日々のあれこれ

疲れている時って毎日会社帰りにコンビニに寄ってしまったりしませんか?
私は朝に栄養ドリンクを買う、昼にランチを買う、夜にビールやちょっとしたつまめるものを買う、など1日3回通っている時期もありました。

疲れている時、癒しを増やしたり気分転換のものを増やしたりしてしまいがちですが、そういう時こそ何かを「減らす」ということが大切です。

実際に私は忙しい時に習慣化していたコンビニ通いを減らすことによって、すごく良い効果が得られたのでそちらについてまとめていきます。

毎晩通っていた時期

今考えると、特に理由はなく習慣的に通っていたような気がします。

自分でも意識せず、毎日会社帰りに寄るのが習慣でした。

当時の状況

  • 雑誌(気分転換になるかと思って買っていた)
  • お菓子やアイス(ストレスが溜まっていたので、辛いものや塩辛いもの、甘いものなど刺激的なものを欲していました)
  • お酒
  • 夕ご飯(帰ってすぐ食べられるチルドの麺類など)

金額で言うと、毎度平均500〜600円は使っていたように思います。

平均550円とすると・・・

550/日 ✖️ 1ヶ月(30日間)= ¥16,500

¥16,500 ✖️ 12ヶ月 = ¥198,000 (年間 約20万!!!)

このくらいは無駄遣いしていたことになります。

無駄遣いして不健康な生活に近づいてく・・・デメリットだらけですね。

夜だけやめてみた

ブラック企業時代ということもあり、朝昼はやはり時間もなく禁止は難しかったため、無理せず「夜だけ行かない」ということを決めてみました。

ざっくりと決めたルールは下記の通り。

  • 夜(会社の帰り)だけコンビニ禁止 ※ただし人と一緒の時は良しとする
  • 朝と昼は特に制限しない
  • コンビニでなければどこかに寄ってもOK
  • コンビニで使っていたくらいの金額は何かを買ってもOK

目的は「生活を変えること」「悪い習慣を減らすこと」だったので、まずは続けることを第一に考え、無理ない範囲で始めてみました。

実際に起こった変化

実際に起こった変化はこんな感じ。

食生活の変化

コンビニに行かなくなっても相変わらず残業は多かったため、毎日自炊とまではいきませんでしたが、見飽きていたコンビニごはんから離れたことで新たな楽しみが出てきました。

例えば

  • 夜ご飯をつまむものを買うために、コンビニではなくスーパーやいろいろな店で夕食を買うようになる。必然的に食事のバリエーションが増える。たまに自炊をしてみる日も増える。
  • 無駄なお菓子などを買わなくなる。食べるために、週末に買い溜めをしておいたり、少し高めでも美味しいチョコレートなどを買うようになる。満足感UP。

テイクアウトできるお店を調べたり、たまに1人で外食してみたり、新しい行き先を開拓していくこと自体が新鮮でした。

無駄遣いが大幅に減った

Suicaでの支払いをしていましたが、コンビニ通いが習慣化してしまっていた時期はしょっちゅうチャージしていたように思います。

具体的な金額を計算していないのであくまで体感となってしまいますが、少なくとも「あ〜また買わなくても良い雑誌を買ってしまった」などという明らかな無駄買いは減りました。

早く寝るようになり仕事のパフォーマンスが上がった

意味もなくコンビニに寄っていた時代、すぐ買って帰ればいいものの、だいたい10分~20分くらいうろうろと店内を徘徊して時間を過ごしてしまっていました。

今の自分のストレスを解消してくれる「何か」を求め、スイーツや刺激的なポテトチップスを見て回ったり、雑誌を購入しようか迷って手に取ってみたり、はたまた、健康そうに見えるサラダを手にとってみたり・・・

そんなことをしているうちに、多くの時間をロスしてしまっていました。

「帰り道には行かない」と決めるだけで、当たり前ですが帰宅時間は早くなり、コンビニで買ったお菓子等を食べる時間自体がなくなります。

コンビニが習慣化していた時代は1時前に眠れたらいいな、と思っていた私でしたが、気づくと当たり前のように0時前にはベッドに入るようになっていました。たった15分~20分のコンビニ時間をなくしただけですが、生活リズムが整うことによって、睡眠時間には1時間以上の差が生まれたのです。

それにより仕事のパフォーマンスが上がったことは言うまでもありません。

水筒持参の習慣がついた

荷物が重くなることが嫌、洗う手間がかかる、等の理由で水筒持参の習慣がどうしてもつきませんでしたが、帰り道のコンビニ通いをやめた頃から生活リズムに余裕がでてきたので、LOFTで気に入った水筒を購入してみました。

今まで家にあった保冷・保温のものではなく、軽くて常温用のプラスチック製にしたことで、なんとなくハードルが下がり、意外にもあっさりと習慣化することができたのです。

よって、毎日1~2本はコンビニで購入していたペットボトルを買うことが全くなくなり、下記の通り月間で3000~4000円程度の節約となります。悪い習慣を手放したことにより、良い習慣が身に付いた最高の結果となりました。

100円×2本 = 200円/日

200円/日 × 出勤日約20日 = 4000円/月

 

まとめ

ストレスが溜まっていたり過労の時には、新たな習慣を「増やす」ことより「減らす」ことの方が効果的です。毎日やってしまう習慣を1つ減らすだけでも少し気分転換になります。

ブラック企業で生活が乱れていると、コンビニ通いが習慣化してしまう人も多いのではないでしょうか。これに関しては代替案(24時間営業スーパーや別の店)があるので、やめやすい習慣かつやめた際の効果が大きい習慣となります。

目的は「生活に新たな風を取り入れること」なので、コンビニ通いではなく牛丼屋通いでもファストフード店通いでも構いませんが、何かの習慣を「やめてみる」ことの効果は思った以上に大きいです。