職場の近くに引っ越したら最高だった|電車10分生活がくれた変化

日々のあれこれ

はじめに

「もっと会社の近くに住めたら楽なのに…」と思ったことはありませんか?
私自身、かつては片道1時間近い通勤に消耗し、朝から疲れて夜はぐったり。仕事よりも“通勤”に体力を奪われていました。そんな生活を見直すために、思い切って職場まで電車10分の場所に引っ越したのです。

結果は想像以上でした。時間・健康・仕事のパフォーマンスすべてにプラスがあり、しかも心配していた「近いと残業させられるのでは?」という不安も杞憂に終わりました。今回はその体験を詳しく紹介します。


通勤時間が短いことの圧倒的な価値

以前の私は、通勤片道50〜60分が当たり前。朝は満員電車に押し込まれ、帰りは遅延に振り回されてクタクタ。1日の始まりと終わりがすでにストレスでした。

引っ越してからは、家を出て10分後には職場に到着。遅延や乗り換えを気にする必要がなく、朝から落ち着いた気持ちで出勤できるようになりました。忘れ物をしても取りに戻れる安心感すらあります。通勤時間を短縮するだけで、日々の生活にこれほど余裕が生まれるのかと驚きました。


年間で「12日以上」の時間を取り戻せる

時間を数字で計算すると、その効果はさらに大きく感じられます。

  • 片道50分 → 往復100分
  • 片道10分 → 往復20分

1日で80分の節約。1週間で約6時間半、1年に換算すると300時間以上、つまり丸々12日以上が通勤から解放されました。

この時間を「副業」「資格勉強」「運動」「趣味」にあてることで、生活の充実度が一気に高まりました。時間は誰にとっても平等ですが、使い方次第で人生の質は大きく変わります。


健康と心の余裕が戻ってくる

通勤が長かった頃は睡眠を削り、6時間眠れれば良い方。今は余裕を持って7時間以上眠れるようになり、朝の目覚めもスッキリしています。

さらに、時間の余裕が心の余裕を生み出しました。

  • 満員電車でイライラしない
  • 帰宅後に自炊や軽い運動をする余力がある
  • 休日に「寝だめ」しなくても体力が回復する

「健康は生活リズムの余裕から作られる」ことを実感しました。


仕事のパフォーマンスも向上

大きな変化は集中力の改善です。
以前は出社時点ですでに疲れており、午前中から頭がぼんやり。今は余裕を持ってスタートできるため、午前中の集中力が高まり、大事なタスクを効率よくこなせるようになりました。

結果として、残業が減り、上司からの評価も向上。通勤時間の短縮は単なる「楽」ではなく、仕事の成果を後押しする投資だったのです。


「残業させられるのでは?」という心配は不要だった

引っ越す前に抱いていた一番の不安は、「会社から近いと、残業を頼まれやすいのでは?」というものでした。

しかし、実際に住んでみるとその心配は全くの杞憂。残業の有無は職場の文化や仕事内容で決まるのであって、住んでいる場所で左右されるものではありません。

むしろ私の場合は、短時間で成果を出せるようになったことで早く帰れる機会が増えたのです。近くに住む=残業増加、ではなく、むしろ効率的に働けるというポジティブな効果が出ました。


コストとのバランス

「職場近くは家賃が高い」というイメージがありますが、工夫次第で大きな負担にはなりません。私自身は築年数が古めの物件を選んだことで、家賃はほぼ以前と変わりませんでした。

さらに通勤定期代が不要になり、出費全体ではむしろプラス。加えて体力・時間の浪費も減るのですから、コスト面でも十分にメリットがあります。


プライベートも充実する

「会社の近くに住むと仕事漬けになるのでは?」と思われがちですが、実際には逆でした。

  • 帰宅が早いので、夜の時間を自由に使える
  • 近くにカフェや公園があり、リフレッシュできる
  • 友人を気軽に招ける

仕事以外の時間を楽しむ余裕が増え、生活全体が豊かになりました。


引っ越して実感したこと

職場近くに引っ越して強く感じたのは、通勤時間は「当たり前に支払うもの」ではなく、実は人生を大きく削るコストだったということです。

「職場に近い=贅沢」ではなく、「職場に近い=人生の質を守る選択肢」。
通勤時間を短くすることは、自分の未来を取り戻すことだと思うようになりました。


まとめ

職場まで電車10分に引っ越したことで、私の生活は劇的に変わりました。

  • 年間12日以上の時間を取り戻せる
  • 睡眠・健康・集中力が改善する
  • 残業が増える心配は不要
  • コスト面も工夫次第で十分にペイできる

もし今、通勤に疲れているなら「職場近くに住む」という選択肢を真剣に検討してみてください。それは単なる引っ越しではなく、未来の自分への投資になるはずです。