フリーランスとして働く中で、モンスタークライアントに出会ったことのある人は少なくないのではないでしょうか。そのようなクライアントと関わると散々疲弊させられて、「もう二度とこんなクライアントとは取引しない」と決心しますよね。
しかし、どのようなクライアントと関わってはいけないのか実際に契約前に見抜くことができないことも多々あります。
今回は、関わってはいけないクライアントはどんなものか、大きな特徴を2点まとめていきます。
関わってはいけない取引先の特徴
時間にルーズ
例えばこんなクライアントはいませんか?
- やたら短い納期を提示してくる割には、素材をなかなか渡してこない
- 納品後にチェックをなかなかしてくれない
- 何度も一方的な都合でリスケされる
- 不必要な打ち合わせや、会議に同席させられる
- 依頼した締切を守らない、はなから守る気がない
スケジュール管理が出来ないだけでなく、あなたの時間を無駄にすることをなんとも思っていない相手は、対等な関係を築けていないため注意が必要です。
お金にルーズ
こちらもよく聞くパターンです。
入金遅れや、入金しぶり、しつこい値下げ交渉など。
相手に対して正当な対価を支払う意思のない取引先は、その時点で関わってはいけない相手だと思います。
そのような取引先は、相手の業務に対する敬意もなく「出来る限り安く済ませたい」「無料でやってもらって得をしたい」いうような感覚で発注を行っています。
一緒にプロジェクトを完遂しよう、一緒にいいものを作ろう、という意識がないだけではなく、あなたの経験や技術に対してのリスペクトもないため、このような相手も注意が必要です。
関わってはいけない理由
では、どうしてこのようなクライアントと関わってはいけないのでしょうか。
1番の理由は無駄に疲弊することによって、大切なクライアントへの業務に支障が出ると言うことです。
例えば飲食店なら、クレーマーの要望に答えている間に、大切な常連さんへの食事の提供が遅れてしまう…と言うような場面を想像していただくとわかりやすいかなと思います。
時間やお金は有限です。
例えば「1時間」、これは80歳まで生きるとして、「何千、何万分の1の命」と同等です。
同様に、お金はその命を費やして稼いだものとなるので、あなたのお金もあなたの命の一部言えるかもしれません。
そんな大切なものをあなたから搾取する相手=「あなたの命をなんとも思っていない」相手と言うことです。
少し大げさかもしれませんが、この考え方は相手が「付き合って良い人物(取引先)か否か」見極める際の大切な観点となってくると思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
自分の身を守るためには、クライアントと対等な関係を築くことが大切です。しかし、今回ご紹介したような特徴を持つクライアントは、どれだけこちらが努力しても対等な関係を築くことが難しいことが多いです。
その際は下手に関わって疲弊してしまうよりは、出来る限り早く取引を終了することがお勧めです。
※そのようなクライアントは多くの取引先から取引をお断りされている可能性が高いため、お断りされることにも慣れているはず。ですので、相手のことやお断り後気まずくならないかなど心配する必要はありません。いち早く離れることが賢明です。
自分の身を守るためだけでなく、自分にとって本当に大切なクライアントを大切にするためにも、どのような相手と関わるべきか、どのような相手とは関わらないべきかをきちんと考えておくことが大切です。