リモートワークやテレワークをしている人によって、やる気が出ない日はそう珍しくはないはず。
- なんとなくやる気が起きない
- PCの前に座っていても集中力が続かない
こんな時ありますよね。
今回はそんなときに私のやっている復活テクニックをご紹介させていただきます。
STEP1:今の気持ちを書き出す
何となくやる気が起きない時というのは、何かしらその原因があるものです。
とりわけ多いのが「やらなきゃ」という焦りによって、脳の処理能力が低下している状態。
プレッシャーや納期前などの時間がないときに限って全然良い考えが浮かばない時はありませんか。
逆に納期に余裕があるときや、自分の得意分野の仕事に関しては志向がすっきりとした状態でサクサク進められた、という経験がある方も多いのではないでしょうか。
一度低下してしまっている脳の処理能力を回復する方法は、「書き出す」こと。
大きめのノートを用意して
- やらなければいけないこと
- その納期
- その所要時間
- 目標とするクオリティ(上司に突っ込まれない程度ならOKなのか、コンペで勝ちたいのかetc…)
をすべて書き出してみてください。
その過程で頭の中がクリアになるのみでなく、「あれ?思っていたよりボリュームが少ない?」と、安心できる結果が見えてくることはよくあります。
STEP2:やるべきことを書き出す
次に、STEP1で書きだした中から「今日こなしておくこと」を3つ程度書き出してみてください。ここで欲張ってはいけません。
なぜなら、書いたことしかやっていけないわけではないから。
恐らくこのままでは、あなたは今日何もせずに1日を終えてしまうかと思います。そうはしない・・・ということだけを目的に、2~3つ程度「今日やっておきたいこと」を書き出してみましょう。
注意点としては「~~~の課題を終わらせる」などという無謀な計画を立てないこと。今日のあなたは、こんな記事を読んでしまう程やる気がないのですから、普段の自分の生産性とは異なる状態です。大きな目標を立てたところで達成できず、余計にやる気をなくしてしまっては元も子もありません。
例えばこのような感じで、出来る限りスモールステップ(かつ、絶対に今日中に終わる目標)を立ててみましょう。
- ○○に問い合わせしてみる
- マニュアル作成の目次部分のみ完成させる
- 明日のアポ取り用のリスト作成のみしておく
そこでSTEP2は終わりです。
STEP3:「今日だけ」「淡々とこなす」と決める
『それが出来たら苦労しないよ』と思われるかもしれません。ただ、重要なのは下記2つのポイントのみです。
今日「だけ」やると決める
多くの人は「明日からやるための計画」を立てがちです。しかし、それを達成できる人はそもそもこのような悩み(やる気が出ない)を抱えていないのではないでしょうか。
大切なのは、今日「だけ」やるということ。
たとえ今が午後8時でも、夜22時でも構いませんので「今日だけ」やってみる、という決意が大切です。
「頑張る」のではなく「淡々とこなす」
やる気がないときにやりがちなのが「頑張ろう」ということ。しかし、やるべきことをやるときに「頑張る」ことは必須ではありません。ましてはやる気がないときに「頑張る」という目標はあまりにもハードルが高すぎます。
大切なのは「淡々とこなそう」という決意です。
こうすることで、戦略的に自身の心理的障壁を下げることができます。
まとめ
以上、私がいつもやっている対策法です。
特にSTEP3に関しては慣れないうちは受け入れるのが難しいかもしれません。しかし、「そうは言ってもやるべきことがあって困っている」という方は、一度騙されたと思って試してみていただけたら嬉しいです。
もし、それを試して1つでも2つでもやるべきことをこなせたら、その成功体験こそが明日のやる気に繋がるのです。