ブラック企業・ブラック上司への復讐をしたいと思ったら

ブラック企業脱出

ブラック企業で人生をめちゃめちゃにされた人なら、きっと「復讐したい」という言葉が頭をよぎった人も少なくないはず。

かくいう私も、自分自身が体調を崩したこと自体はまだしも、大切な知人を自死で失った際には本当にどうしてやろうかと考えてしまいました。

何かにモヤモヤしているときには「具体的に考える」ことが大切です。合法的かつ自身に悪影響がない範囲で、何ができるか考えてみましょう。

具体的に考えてみよう

転職口コミサイトに投稿

「悪評が立つことで、良い人材の採用が難しくなる」という意味での復讐には使えます。

ポイント

  • 上司や同僚が特定される個人情報は書かない
  • 自分自身が特定される情報も書かない
  • あくまで事実のみ(残業時間、業務ボリュームについて等)を記載する
  • 自身の見解(睨まれた、嫌われて冷たくされた等)は書かない

指摘された分野で圧倒的な成果を残す

これは心の中での復讐なので、少し前向きな気持ちになってからでいいかとは思います。

上司の持っていない資格取得などの場合は、SNSで公開してもいいですね。

例えば

  • 英語力について上司に詰められ続けていたなら、TOEICで上司より好成績をとる
  • 不動産業界でのパワハラに苦しんでいたのなら、宅建などを取得する

完全に無視する

パワハラ、セクハラするような相手は、実は小心者である場合が多いものです。例えば、こんな方は見たことありませんか?

  • 上の人に「自分は出来る」と見せるためだけに部下を叱責するような人
  • SNSの中で「自分の凄さ」「周りから慕われている、頼られている自分」をアピールする人
  • クライアントなどに「周りの奴ができない」と吹聴する人

自分に自信がないからこそ、人を落として自分が上に行く、もしくは今の立場をキープし続けようとする人が多いのです。

そんな相手によくきくのが「完全な無視」。人に嫌われるのが苦手な相手にとって、意外とダメージは大きいものです。

もう退職したのなら、個人的な連絡先やSNSなどはすべて消してしまいましょう。きっと何か陰で言われるかもしれませんが、今後の自分の人生に関係のない人になんと言われようが、数十年後には忘れてしまうはず。

相手にダメージを与えるのみでなく、自分の心を守るためにも使えます。

労基に報告

これはもっとも現実的な方法です。

残業などの証拠を集めて、今後同様の被害に遭う人を減らすことができます。証拠については、業務のチャットのスクショや、残業が分かる証拠(タイムカードがあればベスト。日記やPCのログ、Suicaの記録も使える場合があります)を持っていきましょう。

まとめ

実際に人生を壊された経験がない人に「自分が幸せになるのが復讐だ」などと言われたところでピンと来ないのは仕方ないかと思います。

無理して忘れようとはしなくてもいいので、少しでも前に進みながら、いつか「ああ、可哀そうな人達だな」と捉えられるような境地を目指していくことがいいのかもしれません。

そのためにも人としてのライン、自分で自分自身のことが嫌いにならないラインを見極めて、動くのが賢明です。

私自身のモチベーションとしては「今後同じ企業で同じ思いをしてもう二度と自死する人がでないこと」を一番に考えています。このブログの目指すところの1つでもあります。

「気が済んで前に進めるなら復讐はしてもいい。ただ、目的をもって冷静かつ合理的な方法で。」

これを忘れないでいただけると嬉しいです。

参考

キャリアガーデン|職業情報サイトへの口コミ投稿キャンペーン