コミュニケーションコストがかかる相手とは距離をおこう

日々のあれこれ

コミュニケーションコストがかかる相手っていませんか?

コミュニケーションコストがかかる相手っていませんか?

  • やたら上から目線で失礼
  • あれ?怒ってる?と思うようなテキストコミュニケーション
  • 主語がなく、一方的・高圧的な質問をしてくる

こう聞いて、頭の中に特定の人物を思い浮かべた方も多いかもしれません。

このような、「大きな被害を受けてはいないけれど、意思疎通に時間的・労力的なコストがかかる」「コミュニケーションをとるとなぜか疲れる」、という相手については可能な限り距離を置くべきと考えます。

今回はその方法についてまとめていきます。

コミュニケーションコストがかかる相手との距離の置き方

では、コミュニケーションコストがかかる相手とは、どのように距離を置いていけば良いのでしょうか。

致命的に嫌な相手ではない以上、ある日突然、というわけにはいかないですし、そんなことをしていたらあなた自身が「変な人」「失礼な人」のレッテルを貼られてしまいます。

下記の順番で少しずつ離れていくのが現実的です。

  1. 相手と同等のコミュニケーションに留める
  2. 自分からのアクションを減らしていく
  3. 相手からの頼まれごとを、徹底的にすべて断って、「自分と関わるメリット」を消していく

詳しく見ていきましょう。

相手と同等のコミュニケーションに留める

ある特定の人についてコミュニケーションコストがかかると思ってしまう理由としては、こちらの配慮と先方の配慮のバランスが合っていない場合が多々あります。

例えば、

  • 頼まれた資料を送ったのに、御礼がない。
  • 当たり前のように何かを依頼してくる。
  • 個人情報を一方的に聞いてくる。

など、「対等なやり取りができない」と感じる相手にもやっとし、それが積み重なると「あの人とのコミュニケーションはなんとなく疲れるな」と感じるようになってしまいます。

それもそのはず、コミュニケーションの度に「ちょっとしたモヤモヤ感」「それを我慢してのレスポンス」を積み重ねたら、誰しも疲れて当然です。

失礼な相手に、丁寧に対応する必要はありません。必要以上に喧嘩腰になる必要もありませんが、「同等の」対応で十分です。

何かをして音沙汰無しなら、自分が逆の立場でも同様に。

配慮がない質問をされたなら、自分も同様の質問を。

ここを意識していくことで、まずは自分の心を守ります。

自分からのアクションを減らしていく

次に、徐々に自分からのアクションを減らしていきましょう。

例えば、相手から提示された候補日時に合わなければ、「代替案を出す」ということをやるのが通常の人間関係かと思います。

しかし、それを「しない」という選択をしていくのです。「申し訳ないが向こう数週間空いていない。また都合が良くなったら連絡します」と答える、それだけでOKです。

コミュニケーションコストがかかる相手は、実は多くの人から距離を置かれているパターンがよくあります。自分は我慢して我慢して付き合っていたのに、周りの人に聞くと「あーあの人やたら失礼すぎるから、今はもう付き合っていないよ」などど、周りはさらっと距離を置いていることも多いものです。

ですので、コミュニケーションコストがかかる人というのは、他者から距離を置かれることに関して慣れていたりします。「どう思われるか」と心配しる気持ちがあるかもしれませんが、このタイミングで何か思う相手なら、最初からあなたにストレスを与えてきません。

自分を大切に守ってあげられるのは自分だけです。自分勝手な人や搾取してくる人に、自分から近づき犠牲になる必要はありません。

相手からの頼まれごとを、徹底的にすべて断って、「自分と関わるメリット」を消していく

これでそのままフェードアウト出来ればベストですが、この頃になると、相手からのアクションが増えてくる場合があります。

自分が丁重に接していたときに「コミュニケーションコストがかかる」「疲れる」と感じたような相手は、多くの場合人によって態度を変えているものです。

自分が上の立場と思っていた(なぜかそう思っているようです)相手が、ちょっと離れた途端、急にへこへこしてくることがあります。人間関係を「自分が何を得られるか」という基準で考えている人は、相手と関わるメリットがある限り、しつこくアクションを起こしてきます。

そこで徹底的に断り「この人と関わってもメリットがない」と思わせるのです。こうなってくると相手から離れていってくれる日も近いです。

まとめ

いかがでしたか。

コミュニケーションコストのかかる相手の厄介なところは、「致命的に嫌な相手、というわけではない」という点です。だからこそ、ずるずる付き合って疲弊してしまうのです。

最初に「あれ?なんか疲れる」と思った場合、その直感は当たっているものです。

自分の感覚を信じて、自分を大切に守りましょう。