仕事中の気にしすぎ・不安への対処法

ブラック企業脱出

仕事中に気にし過ぎてしまったり不安を感じやすい人はいませんか?

例えば

  • 自分の送ったチャットを、返事が来るまでの間何度も編集してしまう
  • 相手からの返信が冷たく感じると、何か自分が間違っていたのではないかと不安になる
  • 任された仕事が完璧にできるか不安でなかなか着手できない

真面目だったり内向的な人ほど、こういった不安に駆られる傾向にあるかと思います。

「自分はこういう性格だから」と、諦めている人も多いのではないでしょうか。

このままでは他の人の何倍も仕事に疲れてしまいます。

本日はこういった感情への対策についてまとめていきます。

気にしすぎ・不安を感じている時とは

自分が気にしすぎているとき、不安を感じやすくなってる時に何が起こっているかを考えてみましょう。

後は相手の反応を待つこと以外何もできることがないときや、これからどうなるか分からないことに挑戦するときなど、人はわからないこと・自分ではコントロールできないことに関して不安を抱きがちです。

それにより「『今』に集中できていない」状態が発生しているのです。

結果、気分の切り替えができず、いつまでも同じことを反芻して考えて、ただただ不毛な時間を過ごすこととなってしまいます。

気にしすぎ・不安の対策法

ではどのように対策していけばいいのでしょうか。

「今」に集中する ための行動をすることが大切です。

「これができたら苦労はしない」という声も聞こえますが、これこそが内向的な性格の人にとっては一番手っ取り早く対策できる方法となります。

みなさんはおそらくこの記事に辿り着くまでに、アドラー心理学の『嫌われる勇気』を読んでみたり、 『多分そいつ今頃パフェとか食ってるよ』著名な人の名言を読んでみたり、沢山の努力をされてきたかと思います。 

しかしそれでうまくいかなかったから悩んでいる、という方も多いのではないでしょうか。

実際私も同じでした。

一時的には気が紛れますが、読み終わった途端、また不安に駆られて同じようにチャットを何度も見返したり、明日のプレゼンに向けて鼓動が高まったり、そのような時間を過ごしてしまいがちです。

なんなら、文章が頭に入ってこないくらいに不安を感じてしまう日もあるでしょう。

そんな方に向けた具体的な対策をご紹介していきます。

タスク系の仕事を入れる

時間が合ったらやりたいなと思っているタスク系の仕事やシュレッダー、ファイル整理などの作業をするのもおすすめです。

頭を使ったり考え事をする仕事だと、不安を感じている時には思考回路が飛躍してしまうことが多く、ただただ生産性が低い時間を過ごして余計に疲れる結果になりがちです。

「不安を感じたときにこなす仕事リスト」を日頃から作っておき、頭の中が気にしすぎや不安に支配されそうになった時にはそれを淡々とこなしてみましょう。

ex)

  • 名刺管理ツールの整理
  • 営業先リストの作成
  • データの重複削除

体を動かす仕事を挟む

オフィス系フリーランスの方にお勧めなのは、たまに身体を動かすバイトをしてみることです。

金額的にはあまり良いものではありませんが、普段と異なる頭の使い方ができる点、運動になる点で、意外にもリフレッシュになります。

月2~3回でいいので、居酒屋やカフェ、コンビニなど、自分のやってみたいものにチャレンジしてみるはいかがでしょうか。特に、気を遣う仕事を終えたあと、大きなプレゼンの後などに入れておくことで「あそこあまり良くなかったな」等と反省する暇がなくなり、切り替え上手になっていきます。

タイミー

日用品を買う

心理学的に、気持ちが明るくなるお金の使い方として「日用品を買う」という研究結果があります。

自分を元気づけるために甘いものを買ったり、好きな服を買ったりしても、あまり気がまぎれない経験をした方も多いのではないでしょうか。

むしろ「ああ、無駄使いしてしまった」と逆に落ち込む結果にもなりかねません。

前出の仕事と同様、日用品を買うことはTODOをこなしていくというちょっとした達成感も味わえます。

買い物リストを作成し、Amazonやドラッグストアなどで買い集める作業を試してみてください。どちらのトイレットペーパーが安いかなどと考えるうちに、不安の反芻が収まっていくのを感じられるでしょう。

まとめ

いかがでしたか。

筆者も気にしすぎたり不安になりやすい性格であるため、そういった形の気持ちは非常によくわかります。色々な対策を試してみた結果、「不安をなくす」という直接的な目標を掲げるのではなく、一旦「今に集中する」ための行動をするのが最も手っ取り早いと実感しています。

今回ご紹介した方法をいくつか試してみて、少しでも疲れずに仕事ができるようになっていただけたら幸いです。