「年収と移動距離は比例する」は本当なのか

フリーランス

年収と移動距離は比例する。

聞いたことはあるものの、本当なのでしょうか。

筆者はこれは「ある程度本当なのではないか」という実感を持っており、特にフリーランスとして独立してからは意識的に移動をするようにしています。

今回はこのテーマについて、少し語っていきたいと思います。

移動によってもたらされるものとは

もちろん「移動距離」自体になんらかの価値があるわけではありません。しかし、移動することによってもたらされる良い効果が、自分の能力や仕事の生産性を高め、それによってひいては年収が上がるということは、実感として納得しています。

具体的にはどのようなものが得られるのでしょうか。

視野が広くなる

視野が広くなります。作業系の業務をしている時にはあまり違いを感じないものの、発想力が必要な業務や何か新しいアイデアを思いつきたい時、同じことを違った観点から見たい時などには、物理的な視野の広さが与えてくれる影響は大きいです。

大きな仕事をしている時や、考えが煮詰まった時、できる限り高い場所にあるカフェ(ホテルの高層階など)や海や川沿いのカフェに行って作業をすると、驚くほど視野が広くなるのでおすすめです。

新鮮な体験によって脳がリフレッシュする

脳が毎日同じような刺激を受けてばかりいると、マンネリ化によるストレスが溜まっていきます。心理学的にも、例えば休日「何もせずに休む」より「新鮮な体験をする」方が精神的なリフレッシュ効果を得やすいそうです。

遠くに出かけると、視覚的に新鮮な景色を見られるのはもちろん、道中で人に出会ったりいつもと違うお店で食事をとったり、五感に新鮮な刺激をたくさん与えることができます。

それにより、悩んでいたことを忘れられたり、困っていたことが「そう大したことではない」と思えたりすることも多いでしょう。

新鮮な体験は、脳を本当にリフレッシュしてくれます。

普段と異なる人との出会い

人から受ける影響や学びは大きいものです。どこかに旅行したり移動したりすると、普段は出会わないような人に出会うことができます。

飲みに入った居酒屋の大将から面白い話を聞いたり、

新幹線で近くに座った人の会話が自然と耳に入ってしまったり、

その土地に住んでいる友人に数年ぶりに会ってみたり、

自分のテリトリーから出たことにより普段と異なる人との会話をする機会ができ、それによって何か新しい気づきや発想を得られるかもしれません。

考えたことが記憶に残りやすい

新しい刺激と共に考えたことは記憶に残りやすいです。

実は私もこの内容を、滞在先のホテルから書いています。旅行支援キャンペーンを利用して普段泊まるホテルより少しだけグレードをあげて、更にあまり行ったことのない土地に1泊しております。

目的は数年振りの友人とランチをすることだったのですが、敢えて後泊をして翌日は違った土地でワーケーションとして過ごすことにしました。

朝起きて、近くのコーヒーをテイクアウトして部屋に戻り(だいたい素泊まりにしています)、明るい日の光の入るホテルの中で、PCを広げて仕事をしたりブログを書いたりする時間は想像以上に有意義なものです。

たぶん、一理ある

実際、たまにこういった時間を設けるようにしてから徐々に仕事の単価も上がってきました。余裕が出てきたから外に出やすくなったのか、逆なのか、なんとも言えないところもありますが、現状は比例するのではないかと思っております。

まだまだ検証途中ですが、大きな成果が出た際はまた記録を残していきますね。