結婚を機に住まいをどうするか――これは新婚夫婦にとって大きなテーマです。特に共働きで高収入を得ている「パワーカップル」ほど、住まい選びはライフプランに直結します。
「まだ賃貸でいい」「一生の家は後で考える」
そう考える人も少なくありませんが、実は駅近の中古マンションを“賃貸のような気分で購入”するという選択肢は非常におすすめです。しかもこれは、将来的に不動産を2つ以上持ちたい人にとっても絶好の入り口になります。
賃貸感覚で購入できる「駅近中古マンション」
高年収層にとって、毎月の家賃を支払うこと自体は苦ではないでしょう。むしろ「資産にならない支出」として流れていくのがもったいないのです。
駅近の中古マンションを選べば、
- 賃貸のように数年で住み替え可能
- 駅近だから買い手・借り手がつきやすい
- 新築より価格が抑えられ、ローン返済=資産形成に直結
つまり、「賃貸に住むつもりで購入」する発想です。賃料と同じ感覚で月々支払いながらも、出口戦略を持てるのが強みです。
高年収カップルは時間が最も貴重
パワーカップルは、昇進・転勤・海外出張などで多忙を極めます。そんな時期に通勤時間が長い家を選んでしまうと、体力も時間も奪われます。
駅近マンションなら、
- 通勤・出張の負担を最小化
- スーパーや外食、病院が徒歩圏で完結
- 子育て支援施設や行政手続きへのアクセスもスムーズ
時間はお金以上に大切な資産。最も忙しい時期に便利さを買うことが、キャリアと家庭の両立を助けます。
赤ちゃん期は安全性と管理のしやすさが最優先
将来子どもを望むなら、赤ちゃんのうちは「広さ」より「安全性」が重要です。
- フラットな造りで転倒リスクが少ない
- オートロックや共用部分のセキュリティが安心
- 戸建てのような階段や庭の管理負担がない
赤ちゃん期こそマンションが安心で、夫婦が仕事に集中できる環境をつくれます。
地方でも「駅近」は資産価値が落ちにくい
地方に住む場合でも、駅近マンションは需要があります。
- 単身赴任で数年間住むビジネスパーソン
- 車を持たない若年層や高齢者
- 駅利用必須のビジネス層
「駅近=賃貸需要が安定している」ため、住まなくなっても貸しやすく、資産価値も落ちにくいのです。
転勤やキャリアチェンジにも対応
パワーカップルは転勤・海外赴任の可能性も高いですが、駅近中古マンションは「流動性」があるため安心です。
- 借り手がすぐ見つかる
- 家賃設定が柔軟
- 管理会社に委託すれば手間も最小限
持ち家でありながら、身軽さを保てるのが大きな魅力です。
不動産を2つ以上持つ「入り口」に最適
「不動産投資に興味がある」「将来はセカンドハウスを持ちたい」――そんな人にも駅近中古マンションはおすすめです。
- 最初の住まいを賃貸に出し、次の住まいを購入
- 家賃収入を得ながら資産を増やす
- 高年収だからローンの通過も有利
例えば、年収1000万のカップルが駅近中古マンションを購入し、5年後に戸建てに住み替え。最初のマンションを賃貸に出せば、「自宅+収益物件」という二刀流」が自然に実現します。
まとめ
高年収・パワーカップルほど「駅近中古マンション」を選ぶべき理由は以下の通りです。
- 賃貸感覚で購入でき、出口戦略がある
- 忙しい時期こそ駅近の便利さが最大の価値
- 赤ちゃん期は安全性と管理のしやすさが重要
- 地方でも駅近は需要があり資産価値が落ちにくい
- 転勤・海外赴任にも対応しやすい
- 不動産を2つ以上持つ入り口になる
結局のところ、最初から「一生の家」を探す必要はないのです。むしろその時期のライフスタイルに合った最適解を選び、それを将来の資産に変えていく――これがパワーカップルにふさわしい住まい戦略といえるでしょう。