「もう限界かもしれない」と思ったら ~プロの電話相談でガス抜きを~

くま日々のあれこれ

「もう限界かもしれない。誰か助けて。」

今回は、ブラック企業で疲弊しているなどに向けてのお話です。

  • 抱えている仕事が多すぎていっぱいいっぱい・・・
  • 上司からのメールが来るだけで心臓がひゅっとなる・・・
  • 家族や友人からは『辞めれば』と言われるが、辞める気力さえもない
  • もうだめだ・・・

仕事が辛すぎて今日を乗り切るのも精一杯と言う人も多いのではないでしょうか。

「心のバケツが満タンで、あと1滴でも入ったら何かが溢れてしまう。」

こんなギリギリの精神状態の日ってあると思います。

今回は無料電話相談について。
これは私もかけてみたことがあります。かけて何になるのかと言う意見もあるかと思いますが、話してみることによるガス抜き効果は予想以上に大きいです。

どこにかければいいのか

公的な機関がやっているものと、保険会社等がやっているものがあります。

例えば下記は、厚生労働省に公式に紹介されている機関なので安心です。

「自殺を考えるほどではないし‥」等と遠慮しないで大丈夫です。

鬱病などになってからでは遅いので、早めにガス抜きをしていくことが大切です。

電話をかけて何を話せばいいのか・・・

基本的には何か特定の内容を話さなくてはいけないと言う事はありません。
相談と言う形をなしている話であったり、何かアドバイスを回答を求めたりするような話であったりする必要はありません。

下記の言い回しも使えます。

仕事が辛すぎて、ガス抜きをする場が欲しいと思ってかけました。
何から話したらいいのかわからないけれど、とにかく辛いんです。
少し気分転換がしたいと思ってかけました。

そうすると相手はプロなので、話を誘導してくれます。あまりたくさん話したくなければ、「上手に言葉にできない」旨を素直に言えば大丈夫です。

基本的にこの仕事をしているという時点で、この分野の対応にも慣れている相手なので、基本的にはあなたの味方として親身に聞いてくれるはずです。

気を遣い過ぎず、自分の言葉で素直な気持ちを吐露してみてください。

こんなこともあるので注意

中には全然親身になってくれないことや少し馬鹿にしたような言い回しをされることもあるかもしれません。

稀ですが、こういった担当者もいます。

  • 残業が辛いと言う話に対し、辛いのが仕事だからと言う回答
  • 言葉にならない沈黙の際に、明らかにイライラしてため息をつかれた

でもこれは全員ではないのでそういった際は下記の対応すれば大丈夫です。

『すみません、仕事の電話がかかってきてしまったので失礼します』
『もしもしもしもーーし・・・(電波が届かないふりをしてそのまま切る)』

すべてを自分の心を守るためなので、気にしすぎる必要はありません。相手に失礼にならない範囲であれば、自分の心を優先にするべです。

この場合、次にかけるのが怖くなってしまうかと思いますが、大半は感じの良い方ばかりです。
同じところに再度かけなおしたり、別の機会にかけなおしたり、方法はいくらでもあります。

次の電話ではきっと優しい1人に出会えると思います。

まとめ

心が限界のときにはとにかくアウトプットする必要があります。ガス抜きのようなイメージです。
相談して何が変わると言うわけではなくても人に話すと言うだけで心が少しでも軽くなります。

ただ、身近な人にこそ話しづらい話もあるはず。そういったときは遠慮せずプロの力を借りていいんです。

コロナ禍には、在宅勤務中にかける方も多いようでなかなか繋がらないと思いますが、まずは一度試してみてください

たまにハズレの人に当たって傷つく場合もありますが、その時すぐに電話を切ってしまって大丈夫です。何人かかけているうちにきっと救われる経験ができる「一人」に出会うはずです。

これはもちろん根本的な解決ではないとは思います。ただ、根本的な解決をするエネルギーさえもない精神状態のときには、まずはガス抜きしてみてください。