掲題の通り、自分用メモを兼ねてのまとめです。
尿酸値が高い、腎臓について健康診断で指摘された方、是非参考にしてみてください。
尿酸値が上がってしまう原因
尿酸のもとはプリン体、というのはなんとなく頭に入っている方も多いかと思います。しかし、プリン体はどこからやってくるのでしょうか。
大きく分けて、下記の原因があるそうです。
① 急激な体重増加などにより、体内で大量のプリン体が生成されたとき
② 食べ物や飲み物から多くのプリン体を摂取したとき
③ 腎臓機能の低下により、体内のプリン体の処理がうまくいかない時
簡単に言うと、対内外から発生したプリン体の量が多すぎる、もしくはきちんと処理されないために多くなってしまう、ことが原因となるようです。
尿酸値の改善方法
それでは早速、高すぎる尿酸値を正常に戻すために効果のあることを調べてみます。
腹八分目を心がける
何を食べるべき・食べないべきという以前に、食べ過ぎが習慣化している人はまずそれを改善しましょう。目安としては、食べ終えたあとに「ああ苦しい」「お腹いっぱいだ」と感じたり、ゲップなどが出る状態では既に「食べ過ぎ」です。
「もう少し食べようかな、どうしようかな」
こう思ったタイミングで一旦箸をおいてみてください。時間を置くと、後から満腹感がでてくることを感じられるでしょう。
最初は物足りないかもしれませんが、痛風になるよりはマシだと思いませんか。まずは「腹八分目」はどのような状態なのか、自分なりに実験して探っていきましょう。
アルカリ性食品を食べる
絶対量を減らすことができたら、次に食事の内容にも気を配ってみましょう。
尿酸値を正常に戻すためには、アルカリ性食品の摂取が効果的と言われています。それにより尿自体がアルカリ性に傾くためです。
飲食店でメニューに迷った時など、『これは酸性食品か、アルカリ性食品か』を判断の1つとしてみてください。1つ1つの選択が、自身の身体を少しずつ変化させてくれるのです。
画像参照:アリス薬局HP『妊活のためのアルカリ性の食べ物とは?』
水分を多く摂る
こちらも効果的です。お茶でもお水でも構いませんので、出来る限り加工されておらず、添加物の少ない水分をとりましょう。
また、一日一杯程度のコーヒー摂取も効果的とのこと。色々な組み合わせで、一日の水分摂取量を増加させる工夫をしてみましょう。
乳製品を食べる
「乳製品の摂取量と痛風発症リスクは半比例の相関関係にある」という研究結果があります。
下記のようなメカニズムで血中の尿酸値を下げる作用がある、と考えられています。
① 乳製品に含まれるカゼインが胃腸で分解
② カゼインがアラニンに変化
③ アラニンの尿酸排泄促進作用により、血中の尿酸値を下げる
牛乳やヨーグルト、飲むヨーグルト等、自分にとって習慣化しやすい乳製品を冷蔵庫に常備し、継続的な摂取をしてみるのもいいですね。ただ、乳製品には合う合わないがありますので、ご自身の体質と相談しながら色々と試してみるのがおすすめです。
黒いものを食べる
これは尿酸値自体への直接的なアプローチではなく、東洋医学でいう「腎」へのアプローチとなります。「腎」にかかわる機能が衰えている際には、黒いものを食べることが良いとされています。
西洋医学と異なり、すぐに結果が出るというわけではないものの、長期的に取り入れていくことが大切です。
例えばこのようなやり方なら今日からでもできますね。
- ご飯を炊く際に「黒米」をまぜる
- ご飯に「黒ゴマ」をかける
- 家に「海苔」を常備しておく
まとめ
いかがでしたか。
体重などと異なり、自分で毎日検査できるものではないことにより、モチベーションを保つのが難しいかもしれません。
しかし、日々の選択に気を配っていくことの意味は必ずあります。忘れた頃に、結果として自分の身体や検査結果に表れてくれるでしょう。
少しでも参考になれば幸いです。