入社してから間もなく体調不要などを理由に退職したいと考える人もいるかもしれません。
「でも常識的にいいことではない?」
「転職時のリスクがある」
など、辞めることに不安を抱えることもあるかもしれません。今日は、入社後すぐの退職について辞めるメリットと続けるメリットからその選択肢の妥当性について見ていきましょう。
入社してすぐ辞めるのはいいことではない
せっかく内定をもらった会社をすぐに辞めることは、やはりいいこととはいえません。
転職する際でも履歴書に辞めたという疑問が残り、採用担当にネガティブな印象を持たれるかもしれません。
しかし、体調不良などどうしても仕方がない理由で退職するのは別に悪いことではなく、むしろ続けていてもデメリットの方が大きくなります。
具体的な辞めるメリットと続けるメリットについて解説します。
辞めるメリット
ストレスから解放
まずは、退職する理由が何かにもよりますが退職をすることで悩みが1つ減ります。
辞めたいけどリスクがあるから辞められない…この状態だと毎日憂鬱です。
一旦リスクのことを忘れ、実際に退職してみたことを想像してみてください。
- 過剰な量の仕事をしなくていい
- 詰められる会議に出席せずに済む
- 大嫌いなパワハラ上司に何も言われることがない
・・・こんなストレスのない生活を送ることが可能となります。
体調の回復
ブラック企業の過度な業務や人間関係などメンタル的に病んでしまうこともあるでしょう。
最初は寝付きが悪くなったな…とか食欲が出ない…などの小さな症状かもしれませんが、それを放置すると取り返しのつかないことになります。
他社の知人は、過労の結果ある朝出勤せず、結局心疾患で亡くなったそうです。心臓や脳の疾患は、一見元気に見える若年層にもある日突然やってきます。
退職することでそのリスクがなくなるなら、それは何物にも変えられないメリットなのではないでしょうか。
続けるメリット
転職に有利かも
正直辞めたいのに続けるメリットというのは多くないですが、挙げるとすれば転職の際に短期転職の履歴が残らないことによって有利になる可能性があります。
まあ、有利というよりはすぐ辞めた場合のデメリットにはならないといえるでしょうか。
状況が好転する場合も
そして例えば退職理由が人間関係の場合、人事異動などで改善する可能性があります。
人間関係といってもみんなではなく一部の人だと思うので、続けれれば状況が変わる可能性はゼロではありません。ただ決して高くはないです。
健康を犠牲にしてまで続ける必要性はない
退職する理由が心身のことであるのなら、我慢して健康を犠牲にしてまで仕事を続ける意味やメリットは限りなく少ないと思います。
それが鬱や不眠症などを引き起こし、1年以上など長期間症状が続くようなことがあれば失うものの方が大きいです。
『退職』という選択を勇気が出ずにできなかったせいで、あなたの人生を棒に振るのは正直もったいなさ過ぎます。
会社は人生の全てではなくたった1つの選択肢、それをよく考えてあなた自身のために行動したいものです。