フリーランスが仕事を断る基準【後悔しない方法を伝授!】

フリーランス

この仕事を受けるべきか、断るべきか。

フリーランスの方は何度も直面したことのある課題かと思います。

後悔するパターンとしては、「ああ受ければよかった」ではなく「ああ断ればよかった」という場合が多いのではないでしょうか。

かく言う筆者も、独立したての頃は何度も何度も後悔してきました。

「思えば最初の打合せからおかしかったんだよな」

「つい報酬に目が眩んでしまった」

こんなことを思いながら、早くこの案件が終わらないかなと思い続ける日々(地獄ですね)

そんなことにならないよう、自分なりの明確な基準を持って決断することが大切です。

事前に「やらないことリスト」を作成しておく

まずは日頃からできることとして、やらないことリストの作成をお勧めします。

筆者はこれを3カ月に1回程度見直して、随時更新(多くの場合追加ですが)しています。

これまでの案件で嫌だったもの、搾取されたと思うもの、今後はこんな案件2度と受けるか!と思ったものについて思い出しながら、箇条書きで書き出してみましょう。

下記、筆者のリストの一部です。

  • あまりに納期が短い案件
  • あまりに報酬が低い案件
  • マッチングプラットフォームでの直接取引打診等、社会的なルールを守らない相手からの案件
  • ギャンブル・貸金・アダルトなど、全てがクリーンとは限らない業界の案件
  • 無駄な会議、無駄な顔合わせを求められる案件
  • スーツ、名刺、黒髪等、見た目の指示をされる案件
  • 依頼時に、納期・要件・報酬を曖昧にされる案件

書き出す作業そのものが、自分の中での基準を確立することに繋がります。

是非手帳を開いて、やってみてください。

実際に依頼がきた際の考え方

ここからは、実際に依頼が来た際の考え方です。

説明すると、下記に尽きます。

① 「断る理由を考え始めたら」→ 断るべき

② 「引き受けることに怖さを感じたら」 → 挑戦するべき

それぞれ詳しく検証していきましょう。

断る理由を考え始めた時は

一見良さそうな案件なのに、何かがモヤモヤする。

そんな経験はありませんか?

多くの場合、応募後の面談時に感じます。

  • 面談の際にやたらと個人的な情報を聞かれた
  • 要件の説明ではなくこちらのスキルや稼働可能時間を一方的に聞かれた
  • リスケ・遅刻・当日の格好や背景の部屋に清潔感がない、等。

言語化できないけれどもなんとなくモヤモヤ」してしまう時には、きっと理由があります。

今現在言語化できていないだけで、きっと案件が始まった後に「ああやっぱり・・」と言う出来事が発生するはずです。

例えば、面談時間を遅刻したり、何度もリスケする相手は、あなたの時間のことを大切なものとして認識していない気持ちが表れています。

実際に案件が始まった際は、急な追加業務を押し付けてきたり、昼夜問わず連絡をしてきたり、あなたの時間に敬意を払わない対応をしてくることが容易に予想されます。

断る文面を考え始めた時。経験上断言できますが、それはもう100%断るべきです。

契約書を巻く前に、早めに相手に連絡しましょう。

自分にできるか怖い時は

逆にこれは受けるべきです。

人は新しい挑戦や今と異なる未知の環境にいくこと恐れます。変化を嫌う生き物だからです。

「怖い」と「モヤモヤ」が混在する場合や、「怖くて断る理由を考え始めた」段階なら、上記の通り断るべきかもしれません。

しかし「やってみたい、でも怖い」と思う場合。これは成長できるチャンスです。あまりに恐怖が勝つ場合、そのままの形で受ける必要はありません。

「〜〜〜については経験があるが、〜〜〜については経験がないので不安。サポートが必要」と正直に伝えた上で、どのような引き受け方なら恐怖を感じないレベルに落とし込めるかを探っていくのです。

まとめ

いかがでしたか?

① 「断る理由を考え始めたら」→ 断るべき

② 「引き受けることに怖さを感じたら」 → 挑戦するべき(挑戦できる妥協案を考えるべき)

良かったら参考にしてみてください。