休みのとり方が上手なフリーランスになろう【時間単位で休む】

フリーランス

フリーランスとして働く場合、自分自身でスケジュールを管理し、休みをとることができる自由があります。しかし、特にクライアントワークをしている方の中には休みを取るのが怖い人も多いと聞きます。

私自身も以前はその一人でした。週末になると「休もう」と思っても、納期のことを考えると心が落ち着かず、結局休むことができませんでした。しかも、平日の仕事で既に疲れているのに、ただパソコンの前に座っているだけで、実際には作業が進んでいないことが多かったのです。

しかし最近は、自分でも驚くほど上手に休みを取ることができるようになりました。どのようなコツを身につけたのか、どのように考え方が変わったのか、そんなことについてまとめてお伝えしたいと思います。

フリーランスの上手な休みのとり方

それでは早速具体的なコツをまとめていきます。

クライアントに稼働時間を明示する

具体的には、稼働時間を明確に決めることです。

契約時に「平日の10時から19時まで稼働しています。金曜午後は稼働ができません」とお伝えするようにしています。また、Slackなどのコミュニケーションツールの通知もオフにしています。

最初からそうすることで、「ああ、この人は19時以降に連絡してもどうせ返信は来ないだろう」と諦めてもらえます。さらに、緊急の際に連絡を返すこともありますが、「退勤後にすみません」という返信でむしろ喜ばれることもあります。

時間単位で休む

すでに契約中のクライアントがいる場合など、上記のことを急に実行するのが難しい場合もあると思います。そういった場合、まずはベビーステップから始めることをおすすめします。

例えば、「水曜日の15時から18時は自分だけの時間にする」と決めて、それを対外的にも明示しておきます。相手は雇用主ではなく、対等な契約相手なのですから、理由をわざわざ言う必要はありません。

ちょっとカフェで一服するも良し、近くの道を散歩するも良し、「仕事をしてはいけない3時間」は想像以上に気分をリフレッシュすることができます。

休むことで生産性が向上することを認識する

納期に追われたり、常に時間が足りないと感じる方にとって、休むことは「未来の自分を苦しめる」と考えているかもしれません。しかし、ひたすら働き続けても本当に良い仕事ができるでしょうか。

自分自身がパソコンの前に長時間座って頑張っているつもりでも、実際にはただ延々と同じ仕事をやっているだけかもしれません。人間は動物ですから、休むことは非常に重要なのです。実際に、30分ほど散歩して戻ってきてから仕事をすると、驚くほど生産性が向上します。ぜひ一度試してみていただけると嬉しいです。

月に1日休みをとる、ということを ノルマにする

 自分なりの祝日を作るのもおすすめです。 例えば「毎月自分の誕生日の日にちだけは必ず休む」、「第二水曜日は必ず休む」など。

「休めたら休む」という考えでは ついつい仕事をしてしまいがちです。 忙しい時ほど休みが必要なのにも関わらず、忙しい時ほど休むことを考える  余裕 すらない、 というのはよくある話かと思います。

 Google カレンダーで、毎月の繰り返し設定を利用し、 必ず休む日を向こう12ヶ月分 決めてしまいましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。休むことを習慣化すると本当に生産性が向上します。最初は外部には休みを取っているように見せつつ、個人的に仕事をしてしまうこともあるかもしれませんが、慣れてくると本当にしっかりと休むことができるようになります。

健康に代えられるものはありません。疲れをためないうちに発散していくことも仕事の一部と考えて、休みについて真剣に考えてみてもいいかもしれません。