「続けたいと思ってるのに、なぜか三日坊主で終わってしまう…」
そんな自分にがっかりしてしまったこと、ありませんか?
私自身、かつては完全な「続かない人」でした。
- ノートは最初の3ページだけ丁寧で、あとは放置
- 手帳・日記・家計簿も、毎回張り切って始めては数日で挫折
- 年始の目標はワクワクして立てるけど、2月にはもう忘却の彼方
そんな私が今では、「継続が得意です」と言えるようになりました。
変わったのは、根性ではなく考え方です。
この記事では、私が試して本当に効果があった継続の3つのコツをご紹介します。
どれもシンプルで、今日から取り入れられるものばかりです。
朝イチでやる
まず1つ目は、「やるべきことは朝イチにやる」こと。
これだけで、継続の難易度がぐっと下がります。
夜にやろうと思っていたことが、疲れてできなかった経験はありませんか?
人間は1日が進むにつれて、意志力がどんどん消耗していく生き物です。
だからこそ、最も疲れていない朝に取りかかるのがベストなんです。
朝にできない内容でも「朝に少し関わっておく」
たとえば、仕事終わりのジムや夜の資格勉強のように、「夜にやること」が継続したい内容だとします。
そうした場合でも、朝の時間に“その行動に少しでも関わること”を入れておくと、習慣の定着が格段にスムーズになります。
例を挙げると:
- 会社帰りのジムを習慣化したい
→ 朝の通勤時に「階段を使う」と決めて、身体を動かす習慣をスタートに組み込む - 夜の資格勉強を継続したい
→ 通勤中にアプリで英語の一問一答を10問だけ解いておく
こういった小さな「前フリ」があるだけで、夜に取り組む際の心理的ハードルがかなり下がります。
朝にやると自信がつく
朝イチで少しでも何かをこなすと、「今日はもう1つ達成した!」という感覚が得られます。
この自己効力感が1日を支えてくれるんです。
特に新しい習慣を作りたいときには、この自信が最大の武器になります。
頑張らずに、ただ続ける【2割の力でOK】
継続が苦手な人がやってしまいがちなのが、「気合いで完璧にやろうとする」ことです。
私もかつては、
- 毎朝6時に起きて1時間の勉強
- 休日は2時間みっちり
- 食事制限+運動もセット
など、完璧な計画を立てては、1週間で崩れていました。
そんな私がたどり着いた答えはこれ:
「2割の力でいいから、毎日ちょっとだけやる」
目標は「ゆるすぎる」くらいがちょうどいい
たとえば英語学習なら、
- 挫折しがちな人の目標:
→ 毎朝6:00〜7:00は単語と文法の勉強 - 続けられた目標:
→ 朝起きたらYouTubeで英語の動画を1本観る
気分が乗らなければ洋楽を1曲聴くだけでもOK
このくらい“ぬるい”目標でいいんです。
「できなかった…」を減らす仕組みを
ポイントは、「やらなきゃ」ではなく「これでもOK」と自分に許可を出せるルールにすること。
- やらないよりマシなレベルでOK
- やる内容は浅くてもOK
- 気が向かない日は最小限でOK
まずは「やること」よりも、「続けること」自体を最優先に。
習慣化できたら、その後で内容をレベルアップさせていけば大丈夫です。
できない日があってもOKと知る
完璧に毎日続けようとすると、たった1日サボっただけで自己嫌悪に陥ってしまいます。
でも、人間にそんな100点満点の継続はできません。
月に10日サボっても、それは「成功」
実際には、1ヶ月に20日続けられれば上出来。
10日間はサボっていい、くらいの気持ちでいると、驚くほど気がラクになります。
調子が悪い日、面倒な日、やる気ゼロな日。そんなときは、
「今日はあえてさぼる日にしよう」
「これは長期的な継続のための“必要な休み”」
と、自分に言ってあげてください。
罪悪感は、継続にとって最大の敵です。
2日サボっても、3日目に戻ればOK
「1日休んだらもう終わりだ」
「また続かない自分がダメなんだ」
そう思ってしまうと、継続はどんどん遠ざかります。
でも実際には、
「3日目に戻れば、それはまだ継続のうち」
たったこれだけの気持ちで、何度も復活できます。
むしろ一度休んでも、また再開できた自分をしっかり褒めてください。
それが、継続力の本当の土台になります。
まとめ:継続のコツは「自分に優しくすること」
振り返ってみると、私が続けられるようになった一番の理由は、
「完璧を目指すのをやめたこと」でした。
- 朝に少し手をつけるだけでもOK
- 全力じゃなく、2割の力でもOK
- サボっても気にしない
この考え方に変えてから、継続がラクになり、結果的に人生のいろんな場面で自信がついてきました。
おわりに:自分のペースで、ゆるく、長く
人生の変化は、一発の努力ではなく、小さな継続によって起こります。
「今日はちょっとだけでもできた」
「昨日は休んだけど、また始められた」
そうした日々の積み重ねが、いつの間にか大きな力になります。
「やる気がなくても、できる形で続ける」
それこそが、継続の真のコツだと私は思います。