仕事のストレスで眠れない夜には【不安を少しでも解消するための3ステップ】

眠れない夜に 日々のあれこれ

今の私はストレスはとても少ないです。ほぼノーストレスといっても良い状態。

ただたまには炎上案件や、理不尽なクライアントにぶち当たることもあります。

鳴り止まない連絡に辟易したり、文面を見ただけで「はぁ…」とため息をついてしまいたくなるような相手だってもちろんいます。

特に夜中に連絡がくるような日は最悪ですよね。連絡を見ただけで一気に眠気も覚めてしまいます。

また、現在現役でブラック企業に勤めている方も同様な悩みを抱えているのではないかと思います。

ではそんな眠れない夜にはどのようにしたらよいでしょうか?

無理矢理寝ようと思わない

眠れないと焦りますよね。焦ると余計眠れなくなってしまうのは重々わかっていても、明日のことを考えると不安になってしまうのではないでしょうか。

布団に行って目をつぶっていても考えがぐるぐる堂々巡りになるだけです。まずは潔く起き上がってみるのがおすすめです。

どうせこのまま2時間も3時間も布団の中で考え事をするなら、潔く1時間起きてしまってその間に気分転換をしてみましょう。

ノートとペンを用意しよう

今何に悩んでいるのか書き出す

まずは今何に悩んでいるのか、紙に書き出してみてください。

布団の中でモヤモヤと考えていた時には大量の悩み事があるような気分になってしまいますが、実際に紙に書き出してみるとたいていはたった1つか2つのことが原因だったりします。

例えば上司からさっき来ていたメールだとか、真っ赤になって戻ってきた原稿だとか、クライアントからの着信だとか・・・

たった1つの出来事だとしても、くたくたに疲れている日の夜に「最後の一撃」をされることによって、大ダメージを受けてしまうことって多いと思います。

まずは「たくさんのストレスがあると思っていたけれども、この1つ(2つ)なんだな」と認識するということが大切です。

紙に書き出すことによって、なんとなく「もやもや」していたストレスの原因が明確化する。それだけでも少し心が軽くなります。

明日何をすればいいかを書き出す

次に、その悩みに対して明日どういったアクションをすればいいのか具体的に書き出していきます。

  • A部長にメールを返信する
  • B社に電話をかけて配送の件を謝罪する
  • C資料の修正部分を2点直す

など、箇条書きにして書いていきます。

その際、話す内容の要点など、出来る限り具体的に書き出してみてください。

今日できる事は少しやっておく

どうせこの後に寝ようとしても眠れないと思います。せっかくならば、少しでも明日のために準備をしておきましょう。

頑張りすぎて寝坊しない程度に、で構いません。

例えば

  • メールの返信文面を作って下書きに入れておく
  • 電話で話す要件を箇条書きにしておく
  • 原稿の修正の場合、修正すべき点を見て把握しておく
  • 確認が必要な書類をプリントアウトしておく

など。

少しでも「今悩んでいる課題が解決の方向に近づいている」という実感があるだけで続きを眠るために必要な安心感が生まれます。

ここまでやったら温かいお茶でも飲もう

ここまでやったら少し疲れて眠くなっているかもしれません。少なくとも布団の中でモヤモヤと考えているよりかは、前に進んだ気がするのではないでしょうか。

何かをしていることそれ自体が気分転換にもなり、必要以上に悩まないで済みます。

もちろんまだ不安がたくさんだと思いますが、ここで一杯、温かい飲み物でも飲んでみましょう。カモミールティーなどリラックス効果のあるハーブティーがあればベストですが、ない場合はお茶でもいいし、白湯でもいいし、甘い飲み物でも構いません。

ポカポカしてきたらそこで初めて、布団に入ってみてください。ある程度の疲れとともに、少し眠りやすくなってきたかもしれません。今日少しでも何かをした自分を褒めながら、リラックスしてみてください。

まとめ

夜に眠れないと言うのは明らかに「過度」なストレスです。

本来はプライベートの時間に、他人からこんなにストレスを感じさせられるというのはおかしな話です。そんな中頑張っているだけで充分素晴らしいと思います。

ストレスで眠れないときには

  1. 潔く起きてストレスの原因を可視化すること
  2. 次のアクションを考えること
  3. それを少しだけ進めてみること

これをぜひ試してみてください。

ぐっすり良い夢が見られますように・・・

参考:厚生労働省『こころの耳