【地震対策】防災グッズを用意するより前に大切なこと

防災対策をしようと思い始めた時、何から始めるでしょうか。多くの人が下記のような防災グッズを揃えるところから始めるのではないでしょうか。

もちろんこれらは大切です。ただそれより先に始めていただきたいことがあります。

それは家具の転倒防止やガラス窓の飛散防止など、「家の中がぐちゃぐちゃにならないための準備」。

どんなに水や災害用の食料を用意していても、家の中に滞在できる状態でなければ意味をなしません。場合によっては滞在どころか最初の揺れの時点で大怪我をしてしまう可能性もあります。

今回は家の中がぐちゃぐちゃにならないための準備に必要なことをまとめていきます。

家具・家電の転倒防止

まずは大型家具や大型家電の転倒防止からです。

例えば下記のような、どのご家庭にもあるであろう大型家具・家電への対策はできていますでしょうか。

リンク

こちらも対策が必要です。ガラスの破片による怪我を防止するというメリットももちろんですが、他にも様々なメリットがあります。

例えば、夜間に震災が起こった際の防犯対策（特に女性や子供のいる家庭では大切です）、冬に震災が起こった際の低体温症防止など、ガラス窓が完全に割れてしまうのを防ぐのは想像以上にメリットが大きいです。

リンク

こちらも見落としがちですが非常に重要です。例えば電子レンジやテレビ、家電ではありませんが花瓶など、重い物が飛んできて足を怪我したなどという事例も数多くあります。怪我だけといえど、避難の際の足かせにもなりますので、決して軽視できない問題です。

いかがでしたでしょうか。防災グッズの備えはもちろん大切ですが、一番大切なのは家の中を危険な場所にしないということです。

今回ご紹介した商品外にも様々な便利グッズが発売されていますので、ぜひ一度ホームセンターなどで探してみてください。